猫を飼っていたことのある人なら分かると思いますが、猫と一緒に旅行?ましてや海外なんて・・考えたこともないという人がほどんどでしょう。
でも実際軽々とやってのけた人がいたんですねー。
かんどーです。
また飛行機の機内(座席)に猫持ち込みOKとは、、調べれば分かることなのにそんなこと知ろうと思ったこともなかったな〜・・
ちなみにヨーロッパ系のエアラインは重量制限はあるもののほぼOK。
ANAなどは、1フライトにつき1頭という制限があるので、乗りたい便に先着がいる場合別の便に変更しないといけないみたいだけど。(盲導犬などがいる場合はそちらが優先だそう)
アジア系になると、またちょっと対応が異なるようです。
それにしても空港でバックの中からちょこんと顔を出してる、黒猫のノロちゃん。
それと座席から窓の外を見ている時の後頭部なんか、かわいすぎです!
飛行機の中に猫がいる情景なんて、なんだか夢を見ているようで不思議な気分。
作者でありノロちゃんの飼い主でもある平松謙三さんいわく、元々適応性がある猫なら子猫の頃からの訓練次第では猫と旅行に行くのはそんなに難しいことじゃないということですが。。
まず、リードを嫌がらずにつけてくれるかということに関しては、以前家で飼っていた猫は、(子猫の時でしたが)嫌がって全くだめでした。
ソマリの雌だったので元々の気性が神経質ぎみ、活発で自由にしていたいタイプだったのでそういう猫には無理かも。。動物って個体差がかなりあると思いますが、どちらかというと猫は雄のほうがのんびりしている気がします。
しかもノロちゃん、トイレしたい時は鳴いて知らせるのだとか?!すばらしい・・。実は犬では笑?
日頃から猫のことをよく観察してること、そしてなにより飼い主がゆったりと構えていることが大事なんだなーとつくづく思いました。
しかし、平松さん30年間?猫嫌いだったそうな笑。そんな人をとりこにしちゃうなんて、猫ってすごいな。
未踏の地であるヨーロッパですが、この本を読んだら無性に行きたくなった!
アメリカの雑貨も好きですが、やっぱりヨーロッパのデザインはすごいです。
街並みもそうですが、車から日用雑貨にいたるまで。。
一度そのデザインの洪水におぼれてみたいなーと思わせるほど、
平松さんの選択眼によって素晴らしい本に仕上がってます。
WEB上で本が読めるようになっても、やっぱり紙にしか出せない雰囲気ってありますね。
だから本を買うのがやめられないのかも。
どこにも行けない夏だったけど、、この本を読んで、ひとときいい旅ができました。
*平松謙三さんのサイト*http://vagaair.com/index.php3
*ノロちゃんの旅はその後も続いてるようで*http://hortensia-azul.com/news.php3