フレディ・マーキュリーが実際どんな風に歌いどんなパフォーマンスをするのか
観てみたくてしかたなくなり、ミュージカルでも登場したウェンブリー・スタジアムでの
ライブDVDをレンタルしてきました。
フレディについては、クイーンのファンならずともある程度のイメージを持っていると思いますが、私もこれまでは「濃そうな人だな〜」というくらい。
ライブを観てまず「やっぱり強烈だなー」と思い、
(黒々とした短髪にマリオにみたいな顔、ド派手なファッションにあの体つきですからね・・)
次に歌を聴くうちに、その上手さと音階の広さに驚き、
よくよく見ると、すきっ歯なのとちょっとえくぼが出てるところがカワイイとか
いやいや意外とハンサム♪とか、なんだかもうフレディから一時も目が離せなくなりました(笑)
自らピアノに座り、「ママ〜・・」と歌い出した時には鳥肌が立ち。。
この時のフレディは言いようが無く切ないです。
(でもピアノを弾いて歌ってる姿が一番かっこいい。くいっとお尻をつきだして立ってるのもいいけど。笑)
やはり偉大なヴォーカリストでありエンターティナーの人というのは間違いないのですが、
それよりなにより、「一体この人は何なんだろう??!!」という気持ちが強く湧いてくるのは何故だろう。
岡本太郎センセーが、「何だこれは??!!」・・というのが芸術の本質だ。
と言ったように。。
実際にエイズで亡くなってるとか、インド人である、というようなこととか、、
色々関係しているのかもしれないけど。
観終わって、クイーンの音楽がすごく好きっ!という気持ちが
新たに生まれたわけじゃないけど、フレディ・マーキュリーという人をすごく好きになった。
それと私はやっぱりライブが好き。というか皆好きだと思うけど。。
歌うのと同じように、動いてる姿、笑ってる顔、困ったり、ふいに見せる表情がお茶目だったり、、
そういうモロモロを含めてその人に惹かれる。
やっぱり最後は人間への興味なのかもしれない。