2005年01月30日

  天空のBarにて

美味しい飲茶を食べて大満足した後は、腹ごなしに黄浦江沿いをお散歩。
風が冷たい上、外灘(バンド)側の頭上はガスが発生しているせいか曇って視界があまりよくない。
上海に来てから一度もすっきりくっきりした夜景を見たことがないし、昼は昼でコンタクトが曇って目がシバシバして見えずらいこともあった。コンタクトの調子は悪くなかったのに上海に来ていきなりだ。
黄砂の季節にはまだ早いが、どうも上海という街はどうやら年中こんな調子なのかもしれない。どこもかしこもなんとなくもやもやっとしてつかみどころがなく、夢の中にいるような感じ。

玉虫色の光の中で白い鳩が羽をバタバタさせている。大量に散らばった羽がゆっくりゆっくりと上から舞い降りてくる。そんな夢を見てしまいそうなくらいだ。過去と現在と未来が交差する、不思議なところだなあ。。ここは。
ふと気付くと、私もこの万華鏡のような街にはまってしまった気がする。


DSCN2123.JPG上海の観光名所のひとつ、外灘(バンド)からのぞむ浦東新区の夜景。
やはりガスがかってぼんやり浮かび上がっている。それもまた幻想的でいいんだけど。
ここは観光客でいっぱい。
東方明珠テレビ塔の未来的でどこか間の抜けた姿がいい感じ。



DSCN2127.JPG外灘(バンド)は租界時代の上海の中心地であったそうです。
1世紀近く前の建築物がずらーっと並んでいて、一斉にライトアップされている様子は見応え十分。



DSCN2136.JPG DSCN2141.JPG
外灘地域と浦東新区を結んでいる観光トンネル(黄浦江の下を通る)で、向こう側に。
遊園地のアトラクション風ゴンドラに乗って、光のシャワーとBGMの中を約5分走る。
この手の派手な演出好きなのも、上海ぽい。光に吸い込まれるポーズで写真を撮ってみたり、結構満喫する大人2人。
片道一人30元。

DSCN2157.JPG浦東から見た外灘。
こちらはノスタルジックな夜景が浮かび上がってなかなか綺麗。



DSCN2171.JPG浦東新区。
真ん中は世界で一番高いホテル、グランド・ハイアット上海だが、(金茂大厦(ジンマオタワー)の53階から87階がホテルになっている)こんなに近くでもかすんでよく見えない。



DSCN2193.JPG食事に行く前に、グランド・ハイアット87階のスカイラウンジ「クラウド9」で軽く一杯。
世界で一番高いところにあるバーで、上海最後の夜を楽しむ。
ピーチマティーニは、ほんのりピンク色のカクテルかと思ったのに透明だった・・。
ももの香りは少しするけど、折角だからもっとキレイなカクテルにすればよかった〜。



この時窓側の席をお願いしたのだが、外灘側と言うのを忘れたので外灘とは反対のフロアになってしまった。
でもすごく混んでいるようで、窓側はここしか空いてなかったらしい。
外灘側の席は、あらかじめ予約が必要かもしれない。
なので、若干寂しげな夜景を眺めつつ(でも遠くで花火が上がってるのは見えた♪)まったり飲んでると・・
中華服を着たとてもお客には見えないおじさんが歩いてきた。
手には囲いがない鳥かごのようなもの、そしてそのかごに緑色をした可愛い小鳥がちょこんと
乗っている。
????・・私がじろじろ見るとおじさんもこっちを気にしてる風だが、特に声を掛けてくる様子はない。
そして向こう側のフロアに行ってしまった。
なんだろう、あの人。気になって仕方がない。そうだ、ここは中国。
もしかしてあの鳥をどうにかして占ってくれるのでは?!
ボーイさんを呼んでたずねたところ、ぴったしカンカン♪(古い〜)でした。
料金はいくらでもいい、要するにチップで。ということ。

DSCN2208.JPG

再び現れたおじさんに、占ってもらっても中国語じゃ分からない、英語はどうですか?と日本語&英単語まじり聞くと(笑)、日本語がすこーし分かるらしかった。
カードの束を渡され、よーく切ってください、そして切りながら何か言葉を思い浮かべてください。と言われる。
トランプの時にするように何度かカードを切って返すと、おじさんがそれを鳥かごの前にざっーと並べる。
すると小鳥が小首を傾げて、ピョっと鳴いたかと思った瞬間一枚のカードをクチバシでくわえて、さらにひっくり返したのである〜〜。
きゃー可愛い!
もう占いのことより、この小鳥の写真に夢中な私。(でも動いちゃうので上手く撮れず。。涙)
ひっくり返ったカードには大きく「天願」と書いてあった。(その他にも象徴的な言葉が並んでいる)
「これはどういう意味ですか?」
「これは、とってもいいカード。欲しいものは手に入って、ユカタになる・・」
「ユカタ(浴衣)??」
「あのーそれはユタカ(豊か)になるってことですかね?」
「あーーそうそう。豊か豊か。」
と、最後までマヌケな感じの上海の夜であった。

DSCN2210.JPGひらひらした中国風のセンスなど持っちゃって、なんだか怪しいといえば怪しいがお茶目な小鳥使いのおじさん。
とっても面白かったのでチップ1000円くらいあげちゃおーかなー、謝謝〜〜♪
が、おじさんが席を離れた瞬間、旦那がなんで100円しかあげなかったの?と聞く。
えーー、1000円だよ〜と言った瞬間ゼロ一個勘違いしてたのに気付く。
ごめなさい、130円のチップで。。おじさんも最近の日本人はケチだなーと思っただろうか。。
言い訳すると、2日では咄嗟の時の金銭感覚は身に付かないんだよ〜〜。(ってかなり強引)
あーとことんマヌケな上海の夜・・。



DSCN2213.JPG87階からの光景。



なんだかんだと小一時間くらい飲んで、タクシーでお目当ての火鍋屋さんへ。
ガイドブックで調べておいた店はなくなっていたようなので、仕方なくたまたま見つけた別の火鍋屋に入る。

DSCN2228.JPG力波ビール。
安いので庶民的なレストランでないと置いてないらしい。
ここでは2元(=26円)だった。
かなり薄い、バドワイザーの比ではないくらい。これこそ冷やさないと飲めない。。
でもけしてまずくはない。夏なんかはさっぱりしていいかも。



DSCN2230.JPGまず、好みのベーススープを2種。
ベーススープといってもある程度具も入っている。
真っ赤な辛いスープと魚ベースのあっさり系を。あとは、色々な具が紙に書いてあるので好きなのにチェックを入れて渡す。
牛肉、凍った厚揚げ豆腐、じゃがいも、魚のボール、サトイモ、豆苗などなど。
量のイメージがないまま色々頼んでしまったら、ざっと3〜4人前くらいの量!




DSCN2236.JPGこの前にバーで少し食べてしまったのが失敗!!
すっごく美味しいのに、とても2人では食べきれない悔しさ。
特に魚のダシのほうは最高!めちゃくちゃ美味しくて残したくなかった。
灰汁なんか気にせず、がんがん炊いて熱っちち〜と言いながら食べるのも最高。
これはまた是非食べたいものの一つである。



DSCN2241.JPGわけ分からず、こんなのも頼んでいたらしい。
ザリガニとたまねぎの炒め物?
小さいザリガニだけど、甘くて結構美味しい。
ビニール手袋を渡されて手掴みでわしわし食べる。

これだけ大量に頼んで、2人で2000円しなかった。ほんと安い♪
うはは〜〜と思わず笑いも出ちゃいます。



もーお腹も心もほくほくで店を後にし、向かった先はまたまたマッサージ。
でもお腹いっぱいであちこち揉まれても全然気持ちよくないです。とほほ。。
posted by みみいこ at 23:04| Comment(8) | TrackBack(0) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月27日

 福臨門@上海

最終日のお昼ごはん。

上海 076.JPG一度は飲茶も食べたいねーとガイドブックを見ていたら、シャングリラホテル(浦東香格里拉大酒店)内の「シャンパレス」というレストランでウィークエンド・ディムサムブランチ、79元で食べ放題というのを発見!よし、最後のランチはここに決定とタクシーでシャングリラへ。

超高層ビルが立ち並ぶ浦東地区、ちょうど東方明珠テレビ塔の横あたりに立っている。
何故かすごーく狭い入り口(多分ここが正面玄関)で、高級ホテルなのに??と思う。
とりあえずシャンパレスはどこですか?とたずねると、なんと現在改装中。
あーー、浦東地区って川向こうだから中心部よりタクシー代が高いんだよねー。
(って大した額じゃないのにセコイ笑)折角タクシーで来たのについてないや、、と少しブルーになるが、また戻るのも面倒だし飲茶が食べたいなら2Fにあるよというので行ってみる。


店の前まで来ると、きれいなお姉さんが立っていてすごく高級っぽい・・。
もちろん食べ放題なんてやってなさそう。
ふと、店名を見ると「福臨門」・・なんか聞いたことあるぞ。
席に案内され、入り口においてあったパンフを見ると、あーーーあの福臨門!!
香港に本店を置く中華の名店中の名店。確か銀座にあるというのを聞いたことがある。
すごい〜〜♪嬉しい〜〜♪ラッキー〜〜♪(10月にオープンしたばかりだったようです)
さっきブルーになった気持ちは一気にさようなら〜〜です。
だって、福臨門は日本はなかなか自腹じゃ行けませんもの。かといって誰もおごってくれないけど(笑)

上海 089.JPGくらげ
初日にたべたくらげほどじゃないけど、若干水っぽい。
でも高級中華で出てくるような、いちおうあの美味しいくらげ。



上海 091.JPG 上海 134.JPG 上海 145.JPG

蒸し餃子2種(海老&シイタケ)
スペアリブ豆鼓蒸し、春巻き

うまいいーー!全て上品な味で素晴らしいです。特に春巻きがサクっと軽くて具もしっかり入ってお気に入り。
スペアリブも柔らかくて、ソースでごまかすことなくちゃんと素材を生かしてます。

上海 078.JPGエッグタルト
やばい、やばいです、これ。ほんとうまい!!!
これ以上バターをきかせたらしつこいというギリギリのところ、甘さもかなり控えめなんだけど。。
こんなに美味しいんだエッグタルトって。感動。



上海 082.JPGマンゴープリン。
今はなき「コックストップ」(溜池、自由ヶ丘などにあった)という飲茶レストランのマンゴープリンが最強でしたが、
ここのも、かなりいけました♪マンゴーの果肉もいっぱい入ってるし、最後まで大満足。



上海 102.JPGさすが世界に名だたる福臨門。
朝の買い食いのせいでお腹があまり空いてなくて、これしか頼めなかったのが悔やまれる。

飲み物、サービス料含めて、2人で約365元(=約4500円)。
銀座・福臨門で食べたら、一人5000円以上でしょうね。
上海でも夜はそれなりにお値段はすると思いますが、ランチは絶対おすすめ。
眼下には黄浦江も見えて眺めも最高、この値段でゆったりと贅沢気分が味わえます。

posted by みみいこ at 22:24| Comment(6) | TrackBack(0) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月25日

 自由市場

上海の街を歩けるのもあと今日一日。
昨日の昼はいちおう観光名所をざっとまわってきたけど、まだまだ見たい行きたいところが沢山ある。
その中でも自由市場は外せない。
どこでもそうだと思うが、機会がない限りお宅の中の様子を伺い知ることは出来ないので、こういう市場に行って暮らしている人の雰囲気を味わうのが旅の楽しみのひとつである。

タクシーを拾い、塘沽路の近くで降ろしてもらう。
まずはちょっと遅い朝ごはん。夜早く寝れば早起きできるのに、昨日は遅くにマッサージに行ってしまい、疲れていたのか早起き出来ず。。
降りてすぐのところにあった店の前に焼き小龍包が出てるのを見つけ、そこに入ってみる。

上海 158.JPG牛肉粉○(漢字がわからん)湯(4.50元=60円くらい)
色はカレースープのようでほんのりカレーの匂いもしないことはないが、なんか違う・・。
何がベースのスープなんだ??
香菜も入ってはいるけどスープ自体がくせのある、そしてくせになりそ〜な匂い!!
今まで食べたことないような・・何をどうしたらこの味になるのかが全く分からない味。でもかなり好みな感じ。春雨が入ってるのが朝のお腹に優しい。



上海 161.JPG 上海 162.JPG

焼き小龍包は「小揚生煎館」のほうがやっぱり上だったけど、こっちも甘い肉汁が口の中に溢れてきてなかなか美味しい。
ワンタン(2元=26円)
スープが薄くてあまり味がしなかった。上海では、しょっぱい&濃いよりも薄い&さっぱりに会う確率が高い?足りなかったら足せばいいけど、しょっぱいのはいただけませんものね。。

上海 163.JPG揚州チャーハン(5元=65円)
さすが本場、パラっとしてます♪具はハム、青梗菜、卵など。
初日「很慢的」の一言でチャーハンにありつけなかったからか、余計に美味しい。
味付けも炒め具合もちょうどいい。



上海 167.JPG店の前でおばちゃんがつきっきりで小龍包を焼いてます。
小龍包を焼いてる下にあるメニュー表を近寄って撮ってたら笑われた。



昨日行った街の食堂もだけど、こういう簡易食堂風のお店ではお水は出ないので(出ても飲まないほうがいい?)
コンビニなどでペットボトルを買って、常に持って歩くことになる。
と思いつつ買い損ねて何度も水分なしで物を食べたけど、案外平気なのに自分でも驚いた。
日本では何か食べる時は必ず横に飲み物がセットで、飲み物がないと落ち着かないのに・・。
でも「こうでなきゃダメ」って思い込んでたことでも、案外あっさり変われるんだなと思ってほんのり嬉しい。
ティッシュの類もないので、日本からウェットティッシュとポケットティッシュを沢山持参すべきだったと後悔。
ウェットティッシュがあればテーブルも拭ける(笑)
しかし上海人が日本の駅前などで配っている大量ポケットティッシュを見たら、どう思うのかな。

上海 170.JPG塘沽路自由市場
まず目に飛び込んできたのがこのお店。なんともいえない気配を感じて近づいてみると



上海 171.JPGよくある対面式の肉屋。
でも日本と違うのは店員のお兄さんが鳩を手につかんで、(ひえーー羽バタバタさせてるよ〜〜)お客さんであるおばちゃんに見せていることである・・・。
私が立っているここからは、沢山のにわとりがケースの中ぎゅうぎゅうに押し込められているのが見える。
その先を見たいという衝動はあってもおばちゃんと同じ場所に立つ勇気が出ない。
そのおばちゃんは差し出された鳩を見てうなずくと、今度は大きなガラスがはめ込まれている場所に移動ししきりに中を覗き込んでいた・・・・。
そんなおばちゃん達をよそに、店の中にある小さなテーブルでは子供が一人でごはんを食べている。



上海 175.JPG店の前にも、にわとり達がたくさん。
カモは網にこそ入れられていないものの、足を縛られ一ヶ所に集められていて、どぶ水の中に体を半分入れじっとしてるやつもいる。



上海 014.JPGたちうお?凍ってるけど、でかい。
蛇かと思った・・・。
こういうのを、店先のほとんど道路に近いところでがんがんさばいている。
路地裏にある普通のお家でも、外の流しのようなところで野菜を刻んだりしてるのを何度か見た。



上海 177.JPG葉っぱつきのミカンなんて小さい頃でもそんなに見た記憶がないなあ。



上海 183.JPG 上海 181.JPG

市場の中でも、こうやって店の前にテーブルを出してる店が結構ある。
オープンで雑多な雰囲気が楽しい。

上海 001.JPG
香茹菜包
香茹はしいたけで、しいたけと青菜の包(パオ)。これが大好き。
ごま油と青菜の香りがぷーんとしてうまい〜んです!!
他にもネギとミンチ入りパイとか小豆入りのとか、小さいのを買い食い。



上海 004.JPG
パンも食べたかったー。クリームいっぱいの。

posted by みみいこ at 20:44| Comment(5) | TrackBack(0) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月22日

  南京路と上海蟹

上海 126.JPG一度ホテルに荷物を置きに帰り、夕方から南京路の歩行者天国を人民広場駅方面に歩きました。
こんなネオンだらけの大きな繁華街でも、脇の細い路地に入るとすぐ小さな食堂や古い建物が並んでいて頭上を見上げると洗濯物が揺れています。
うす暗い照明、食べ物が溢れる店先、人気の店なのでしょうか、狭い食堂の中大勢の人が肩をすり合わせてなにやら美味しそうなものを頬張っていて、つい入ってみたくなります。



上海 137.JPG上海 138.JPG

途中、第一医薬商店で化粧品を買い、人民広場駅前の新世界へ。
手前の上海第一百貨商店は地味〜な(失礼)昔ながらのデパートですが、新世界はそれより少〜し若者向けの店も入ってるデパート。
新世界という言葉から、どうしても場末のキャバレーを想像してしまう私(笑)
エスカレーターで上がった2Fのすぐ左に、外の景色が見えるガラス張りになったエレベーターもあります。
そしてカーブしてるエスカレーター!
不思議な感じだけど、NY・Macy'sの木製エスカレーターについで面白い♪


今日はいよいよ上海蟹を食べに、「老正興菜館」へ。(上海蟹で有名な王宝和酒家の向いあたりにあります)

上海 143.JPG前菜4つ
セロリの浅漬風、グルテン?と椎茸を甘く煮たもの、鳥の冷菜、叉焼。
豚肉料理対決は、叉焼よりコールドポーク※ゼラチンの入ったハムみたいなの(手前左)のほうが断然美味しかった。これなんて料理なんだろう。。



上海 146.JPG鳥肉と椎茸のスープ
見た目通りあっさりした湯(タン)



上海 144.JPG蟹粉碧緑
茹でた小ぶりの青梗菜の上に蟹のあんかけがたっぷり。
多分これも定番なのかな。冷めてくるとちょっとしょっぱいけど、ごま油の風味が良く熱いうちに食べると美味しい!



上海 147.JPG上海 149.JPG

上海蟹/一匹178元(=2200円くらい)。

王宝和酒家あたりでは300元くらいするらしいので、まあまあ安い。
だけど、他の料理の安さからすると上海蟹は相当高級品である。
蒸す前に調理する蟹を持ってきてくれる。以前日本で食べたのよりひとまわりでかい。(値段が違うけど)
レシートに「特雌」とあったので、メスでした。黒酢との相性もばっちり。
いきなり無言になる二人・・。
ここは店の人が身を剥いてくれないんだーと思ってたら、
不器用な日本人をかわいそうに思ったのか閉店が近いから早く食べさせようとしたのかは分からないけど、途中から全部足を外して剥いてくれた。店員さんがやると見事に殻から少ない身が出てくる。謝謝♪

これにビールとジュース2杯飲んで、541元(=6700円くらい)なり。
おしぼりは(湿面巾)一人1元取られてた。(やっぱり中国は紙不足なのか?)
ここは上海料理店の中でも老舗で混んでるとのことでしたが、この日は空いてました。
何故か日本語が聞こえて来たので振り返ると、現地で暮らしている風の会話だし、後から入ってきた4〜5人のグループも日本人で仕事帰りのようでした。
ここ、上海で働いてる日本人がよく利用する店なのかな。
posted by みみいこ at 23:50| Comment(7) | TrackBack(0) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月21日

  小雨の上海

S朝起きたら寒いのでカーテンを開けてみると雨だった。
ぽつぽつ程度だし空もさほど暗くなので、大降りになることはなさそうだ。
ホテルの真下がちょうど交差点になっていて、これから仕事に向かう人の流れが見える。
車やバイクももちろん多いが、自転車の多さにも驚く。
以前から上海に限らず中国は自転車が多いイメージはあったが、相変わらず老若男女自転車が足代わりのようだ。
初めて見た朝の風景が、このカラフルカッパ軍団。
おかげで目もぱっちり寝巻きのまま窓に張りつく私。。



しかし、NYに負けず上海も車の騒音がすごい。
朝からクラクションと車の行きかう音で、早い時間から目が覚めてしまう。
窓に防音がされていないことや、交差点に立っているということもあるけど、
クラクションは常に鳴り響いている。

来てみて分かったことだが、上海の交通ルールはある意味NYより
強引で命知らず(笑)車は絶対優先らしく人が渡りかけてても絶対に止まらない。
轢かれたくなかったら、自分が止まるか下がるかしかない。
でも基本的にはバイクも自転車も歩行者も我先に。
だから車は年中クラクションを鳴らすことになる。

車が左右に行きかう交通量の激しい道路のど真ん中で、
赤ちゃんを抱いた女の人が立ちすくんでるのも見たし。
(本人も慌ててる様子もなく、車もびゅんびゅん飛ばしてた)
あちこちでよく事故が起きないなあ〜と逆に感心してしまうくらいだ。


Sちょっと遅い朝ごはんを食べに「小揚生煎館」へ。
小揚生煎とは、ちょっと皮が厚めの小龍包を鉄板で焼いたもの。
石門一路駅のすぐ近くです。
地図によっては目の前の南京西路という大通り沿いにあるように見えるけど、駅のすぐ裏を通る細い路沿いにありました。
近くまで行けば、多分行列で分かります。
先に店先のレジで注文してから列に並びます。この時は7〜8人くらいの列でした。



SS

上海 059.JPG
ガブリといくと、中のスープがぴゅーと飛び出します。(一口目に飛ばしました笑)
うーーーーん、うまいっ!!さすが人気店だけのことはあります。
熱々のスープは肉汁と交じり合って甘くて美味しい〜♪中に入ってるスープ抜群です。
皮はモチモチして焼き目の部分はカリっと香ばしい。お醤油みたいなのを少しかけてもいいけど、このままでも十分。
私は辛いのが好きなので、たまに唐辛子ペーストなどちょぴっとつけつつハフハフと一気に食べた。
一皿4個で、2.50元。3皿頼んで7.50元。12個で100円しないんざます〜〜!すごい。
ちょうど6個ずつ食べてお腹いっぱいだったけど、寒い時はスープも一緒に頼むといいかも。



S中国茶専門店「上海匯豊茶荘」〜茂名南路〜
片言の日本語が分かる店員さんがいて、感じよく対応してくれるので買いやすかった。
今回欲しかったのは飲んだことないような美味し〜い烏龍茶。
それに茉莉花茶と緑茶。
いい烏龍茶というと勧められるのは鉄観音らしい。
種類が多いので、気になった茶葉を指差して香りを嗅がせてもらう。
ここはカウンターがガラスケースになっていて、その中に少しずつ茶葉が並べられていて
とっても見やすい。

最高級鉄観音が、50g80元(=1000円ちょっと)
茉莉花茶が、   50g50元、その下29元。
そのほか、碧螺春(春にのみ摘まれる江蘇省の太湖周辺が産地の緑茶。螺(巻貝)のように縮れているのが特徴)
茉莉工芸茶(丸いボール状に束ねられた茶葉で、お湯を注ぐと白い花が開く)
八宝茶、プアールなどなどを買う。


上海 068.JPGS

新天地もぐるっと見てまわるが、思ってたより小さい。端から端まであっという間。
ちょっと小雨もぱらついてたし、特に買いたいものもなかったのでざっと流して後にする。
噂に聞く「88新天地」高級サービスアパートメントで、素敵な骨董家具などが配されなかなか素敵な雰囲気である。
短期滞在も可能らしい。 外から見ただけだとちょっと洒落たマンション風な感じ?

S新天地から東台路骨董街まで歩く間に見つけた、ジモティ仕様の食堂でお昼。もちろんジモティで混んでる店に入るがいい!!という教えを守りました。
でもお世辞にもきれいとはいえない。。そのへんは極力見ないふり(笑)



上海 080.JPGそんなにお腹もすいてなかったので私は酸辣湯だけでいいかなと思ったら、どのおかずを頼んでもごはんがついてくるらしい。
青椒肉絲は「チンジャオロース」でばっちり通じた。当たり前か・・。
青椒肉絲は、豚とピーマンのみの塩味。油の量は結構多いけど味が濃くなくて美味しい。
酸辣湯はかき卵、豆腐、椎茸たっぷりでGoodなんだけど辛さが足りなかったなあ。
でも寒い時は温かいスープが嬉しい。
おかずはいけるのに、ごはんが食欲失くすほど柔らかすぎで惜しかった。
これ全部で13元。(160円くらい)



S東台路骨董街。この日はガラガラ。何か面白いものがないかと一通り見て歩く。
毛沢東の時計、同じ柄の箸置き、茶碗・・目に付きやすいところに置いてある品物は大体どこも同じ商品を並べている。時間のない旅行者はなかなかいいものを見つけるのが難しそうだ。
ほとんどにせものらしい?



上海 084.JPGS

東台路辺りの風景
普通ののどかな暮らしぶりを覗くのは楽しい。
使い古したホーローの洗面器など生活道具にくぎづけ。

S干し豚?鳥?豫園の裏通りにて。
洗濯した下着の横で、当たり前のように干されているベーコンのような塊をたくさん見ました・・。



S豫園の真ん中にある「湖心亭」にて、しばし休憩。
ガイドブックなどによると50元で好きなお茶プラスつまみが数種付くらしいが、一人40元で、お茶2種のみだった。
まずは烏龍茶♪ということで正山烏龍茶をお願いすると、これは定番でお出だししますのでもう一種類ずつ選んで下さいと言われる。



美味しい茶葉はやっぱりこういう風にちゃんと淹れたほうがいいんですよね〜?と尋ねるとこれはあくまでも「作法」ですから、好きなように淹れていいんですよ。とのこと。
そうなのか。確かにこうやってお手前?を見ていると心が落ち着くし、もてなされている感じがするもんなあ・・。

S西湖龍井茶
緑茶はやっぱり日本人に馴染むのかな。



S東方美人(烏龍茶)
下の受け皿まで手に持って、蓋を少しずらしながら飲むのだそう。
慣れないので気を抜くと普通に飲んでいたりする・・(笑)。



S目の前で実演してくれた、正山烏龍茶。
最初に茶器についた香りを嗅がせてくれる。なんといったらいいのだろう。
とにかくうっとりするくらい高貴でいい香り。結局こればかり飲んでいた。
少なくなると、どんどん急須にお湯を足して注いでくれる。
お茶うけがないので、ほんとガブガブという感じ。
すっごく美味しかったし、さかんにうちでしか仕入れてないしどこにも同じのはないよ。と言われてグラっときたが、さすがに豫園は観光地価格なのでやめておいた。
やっぱりうまい烏龍茶はすごくうまい〜!!

posted by みみいこ at 23:58| Comment(11) | TrackBack(0) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月19日

 小南国

宿泊先である「新城飯店(Metropole Hotel) 」に着くと荷物を解くのもそこそこに夕食へと繰り出す。
この日は地元民にも人気でリーズナブルな上海料理のレストラン「小南国」へ。
市内に8店舗ほどあるそうだが、フロントで聞いても近くの支店は分からないという。
仕方ないので唯一場所が分かっている上海動物園の近くの店に行くことに。(しかしここが一番遠そうなのだ)
タクシーでも25分くらいらしいが、上海はタクシー料金がとても安いので安心して遠くまで行ける(笑)
実際20分くらい走って400円しなかった。

S市の中心から少し離れたところにある「小南国」は大規模店らしく、広くて天井がものすごく高いので気持ちよかった。
2階に案内されたが、全フロアで1000人くらい収容できそうな感じ。



S世好(スタイン)ビール
ラガータイプでなかなか美味しい。
しかも大瓶で12元(=150円)くらい♪さいこー(>_<) !!
上海ではもっぱらこればかり注文してました。
また、上海では何も言わないとぬるいビールを持ってくると聞いたので、キンキンに冷えたビールが好きな私は、常に「冰的(ビンダ)=冷えたの」ね!も忘れず。
それでもキンキンなのは一度もなかった。なにせ節電の国だからな〜(笑)
でも元々中国って体を冷やすのものを嫌う傾向があるから、適度に冷えてればそれでOKなのかも。



S蟹粉豆腐
蟹肉(多分上海蟹)と豆腐の炒め物。
これは定番らしいが、塩加減もよくとても美味しい。
蟹の甘いコクと豆腐の優しい味がマッチしてこれは好きな料理だなー。



Sふかひれのスープ
値段はピンきりだったが(もちろん姿煮が一番高級)、中の下くらいのを注文。
いちおうふかひれ食べてるなという感じ。
ふかひれ自体あんまり食べたことないから分からないけどくさくなかったし、(以前会社の忘年会で食べたふかひれスープがちょっとにおったので)まあ美味しかった。



S活海老の香酢漬け
生きた小海老をそのまま香菜や唐辛子入りの甘酸っぱいタレに漬け込んだ料理。
海老がはねて服にタレが飛ぶ時があるので注意が必要。
海老の身が少しなので、肝心のタレが美味しくないと台無しになりそうなのだがこのタレがすごく美味しかったのでよかった。
ダンナは頭の部分も食べようとしていたので、さすがにそれは止めておいたらどうかと言うと、名残惜しそうに残していた。



Sくらげ(にんにく醤油だったかにつけて)
戻し方がよくないのか、そういうものなのか分からないが水っぽくて全然美味しくない・・・。
形も細長い麺みたいなのではないし。
今までくらげは細長いものと思い込んでたけど、そういえばくらげって何?
ちょっと独特の匂いもあって日本の中華料理店で食べるくらげと全然違う。
せめてゴマ油かなにかであえてあれば、少しは水っぽさがなくなるような気がするのだが。。



Sマッシュルームと牛肉の炒め物
マッシュルームって書いてあったけど、エリンギみたいな食感と形。
シャキシャキしてて美味しい。牛肉も柔らかくてオイスターソースとよくあってうまい〜〜。
味付けもちょうど良くGOODでした。
ここのはあっさりした感じの味付けが多く胃が重たくならない感じ。
意外に油控えめみたい。



Sしめにチャーハンをオーダーしたら、注文を受けた女の子が戻ってきてなにやら言っている。
紙に書いてもらっても分からなくてあーだこーだとやりあってたら「もーいや〜」って感じであっちに行ってしまった。
そしたら別の若い男の子が来て、今度は焼きそばらしき名前を指差したので、あーーもしかしてチャーハン売り切れだったのか?と気付く(笑)
ああもうそれでOKOKとうなずいて、出てきたのがこれ。
具無し(漬物みたいな味の萎れた葉っぱが少し入ってた)だし、まっ茶色の通りしょっぱいしこれだけは油っぽかった・・。
ほとんど残してしまった。最後にサービスのスイカが出て終わり。
2人で5000円しなかった。大人数で来たらもっとお得だろうけど、それでも安いです。



一事が万事こんな感じで、初日の夕食は結構疲れました。。
ちなみに書いてくれた文字はこれ
Sいまだにこれが本当に「売り切れ」といった意味なのかは不明(笑)。

posted by みみいこ at 01:46| Comment(10) | TrackBack(0) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月18日

 上海に降り立った!

1月13日、成田発14:05/NH959便にて上海浦東空港へ。

12:30頃チェックインカウンターに着くと誰も並んでいなかったので、手続きはすぐに完了。
まずは軽く何か食べようとカフェクロワッサンにて、サーモン&クリームチーズのベーグル、スープ、コーヒー。
搭乗までまだ時間があったので、ぷらぷら店先を覗く。
上海で使えるプラグを買っていこうかと店に入るが、中国では5種類くらい使用されているそうで、ホテルのプラグがそのうちのどれか分からない為まあいいかと諦める。

上海を歩こう―杉浦さやかの旅手帖「上海を歩こう」(杉浦さやか著)を機内で読むのに購入。



Sいちおう昼食が出ました。
すきやき風ごはんはさすがに日本で作ってるだけあって、普通に食べれました。
ソーメンはのびてるし冷やしすぎでボソボソ。でもまあこんなもんでしょう。
昨年11月のCO(コンチ)・NY便ではナイフも含めて全部ステンレスに戻っていたが、今回のANAは、ナイフのみプラスチックだった。この辺はキャリアによって色々なのだろう。
今回はアルコール無料なのでビールくらい飲もうかと思ったけど、昼のアルコールは意外にきくので念のため止めとく。(酒好きだけど、理性はいちおうあるのだ笑)



上海と日本の時差は1時間(上海のほうが1時間遅い)。
16:25頃予定通り、浦東空港に到着。

入国審査もすんなり通りスーツケースをピックアップし、出たのが17:00。
早速到着ロビーにある銀行で両替しようとしたら、なんと長蛇の列・・。
窓口は3つしか開いてなくて、なかなか進まない。
上海の街までリニアモーターカーと地下鉄で行く予定だったので、17:30の最終に間に合うか微妙な感じだ〜。
ぎりぎりに両替を済ませ(大体1元=13円くらいかな)「上海磁浮・・」と書かれた案内標識に従ってダッシュ!
長〜い通路をひたすら走っていくと、改札が見えた。なんとか間に合いそうだ。
横のブースで「票(=券)」を買ってホームへ。
片道なので、一人50元。

S実はMさんの上海レポで実験段階だからやめたほうが。。というような話があったので大丈夫かな〜〜と内心不安な私だったが、スピード狂の気があるダンナが、世界最速の列車としてギネスにも認定されていると聞いたとたん目を輝かせて「乗る!!」と言うので仕方ない・・。
でも車で45分くらいかかるところを約7分で走るのだからすごいなー。
(終点は地下鉄龍陽路駅)


S車内はとっても綺麗。
発車するとグングンとスピードをあげ、あっという間に時速431キロ。
外の景色の流れ方が早い早い。
最高速度をキープしていたのは1分もなかったように感じられた。
面白かったけど、若干の揺れもありちょっと怖かった〜〜。
あれ、リニアってゆれないんじゃ・・?
なので写真がブレまくりです。



龍陽路駅に着き地下鉄2号線に乗り換えるため、階段を下りていくと・・。
ん?なんか暗い?
そう、日本ならばどこもかしこもライトで照らされ駅などの人が集まる場所で暗いなんて感じたことはないのだが、上海はちょっと違う。
確かに駅構内は明るいのだが、乗り換えする間のちょっとした道とか駅から地上にあがるまでの間とか、圧倒的に電灯の数が少ないのだ。
それは南京路という繁華街に近い「河南中路駅」に着いても同じ。
エスカレーターで上がっていくとなんか暗いので上を見ると、今にも切れそうな蛍光灯が数本ついているだけ・・。
駅からホテルまでの間、店の明かりがないところはぽつぽつとある街灯だけが頼り。
しかも昔風のどんよりした灯りのためホテルまでの地図を確認する時も、暗さにすぐ目が慣れてくれなくて「ひぇ〜〜見えないよー」といった感じ。

・・『節電の国』。私の頭に浮かんだ最初の中国の印象である。
でもそうかと思えば、ビル全体をライトアップしたりチカチカギラギラのネオンとか、それぞれまとまった場所や観光名所といわれる場所では過剰に電力を消費している。。

Sまた夕方の通勤ラッシュで途中から地下鉄は満員状態だったのだが、噂に聞いていた通り「降りる人が先」という観念は全くないのだなーと思って面白かった。
なので、自分もガシガシ降りた(笑)
そういえば、地下鉄の切符を買う時も横入りされた。
でも本人は横入りしたという意識はなく、ただ「切符を買う」という目的だけがあるようだ。
NYともまた違う、エネルギッシュで自己主張の激しい国。
ここに居たら相当鍛えられそうだ。

posted by みみいこ at 22:29| Comment(7) | TrackBack(0) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月12日

  初・上海♪

P

明日から極寒の上海へ!
最低気温が0度からマイナスだよーー。
NYは青森と同じ緯度で、上海は鹿児島と同じらしいけど??
NYより寒いんじゃないの。

ひとつうっかりしてました。
中国の電圧は220V、50Hzでプラグが3つ穴ってことを忘れてた・・。
はっ、もしかしてデジカメの充電ができない( ̄□ ̄|||!
高級ホテルでは110V用意してるところもあるらしいけど、
泊まるのは高級なとこじゃないし。とほほ・・・

と思ってたら思い出した♪
昔バリに行くのに変圧器を買ったのをぴかぴか(新しい)
でも電圧が同じだけじゃダメなのかなー?
分からん〜〜(>_<)
さてどうなることやら、写真は撮れるのか?!

では行ってきます。
posted by みみいこ at 22:56| Comment(14) | TrackBack(1) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月09日

  A Beautiful World

G初詣の帰り、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されているグランマ・モーゼス展に行ってきました。
昨年、諏訪のハーモ美術館で初めてモーゼスの絵を観てから、もっと沢山の作品を観てみたいと思っていたので年明け早々なんともいい機会に恵まれました。
お正月もあけ、会場は通常の平日同様に人はまばら。
絵はやっぱりゆっくりと鑑賞するに限りますね。
そしてそういう時間ってすごく贅沢。

グランマ・モーゼスは、アメリカ人なら誰もが知っているおばあちゃん。
画家としての名声はもとより、70歳で初めて油絵の具を手にした、
80歳で初めてニューヨークで個展を開いた・・等のエピソードにまず驚くのではないでしょうか。
私もそうでした。
なので、モーゼスの描くアメリカの古きよき時代、東部の小さな農村の自然とともにある素朴で質素な暮らし・・そんな心温まる絵に惹かれると同時に、グランマ・モーゼスという女性そのものにも強く関心を持ちました。

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posted by みみいこ at 22:03| Comment(6) | TrackBack(1) | Love Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月08日

  お正月って今日まで?

J7日までには行かなくちゃと思ってた初詣。
なんとか間に合った。
奈良でお正月を迎えてたときは、三輪にある大神神社が定番だったが
独身をやめてからは、なかなか奈良に行けなくなってしまった。
なので、大神神社の流れをくむ(多分)明治神宮に初詣に行く。
信心深いわけじゃないけど、神社は浮気しないことに決めているのだ(笑)
7日でもまだまだ初詣客が多い。ちゃんと着物を着てる方もいた。
皆元旦あたりに風邪引いて、やっと出かけてきたクチだろうか。
そんなことないか。


J明治神宮のおみくじは吉とか凶とかじゃなく、
「大御心」というご祭神の有り難いお考えなどが書かれてある。
今年は、「心」と書かれた昭憲皇太后御歌でありました♪
忘れないよう、いつも持ち歩く手帳に忍ばせます。
心心。心がけが大事(笑)



JJ


代々木公園から、NHKのほうへと曲がりぷらぷらと渋谷まで散歩。これ結構好きなコースなのだ。(公園通りあたりまでは)
のんびり歩くのにちょうどいい。
日が暮れかかって冷たい空気と空がいい感じ。

渋谷駅前のスクランブル交差点。
渋谷ってなんか欲望が渦巻いているような不思議な魅力のある街。
なにかの本で、このスクランブル交差点のところがちょうどくぼみになっていて
エネルギーが渦巻いてるという話を読んだことがある。
そういえば確かにここ大雨なんかでよく車が浸水したりするんだよなー。
久しぶりにきたけど、やっぱり渋谷はあまり好きになれないなーと思う。
嫌いというわけでもないけど・・。
相性が合わないというのかあまりいい思い出がないからか笑。

バスにのって表参道に戻り、ブックオフをのぞいて
いつも空いてるシャノアールで、サンドイッチと紅茶。
Zakkaものぞきたかったけど、病み上がりなので今日はさっさと帰る。

J新橋の地下街で「マンハッタナーズ」シリーズを置いてる店を発見。
絵のついた陶器はあまり買わないのだけど、
NYのデリの感じがよく出ているので、買ってしまった〜。
店先の花とか果物が積んである様子に、心わし掴みにされました。
NYのデリには弱いの〜〜♪



J反対側も!!
黒ハート NYの袋を持つ人、犬を連れてる人、給水栓・・など、
も〜〜わし掴みのオンパレード。
マグカップはハーレムバージョンもあって、そっちも欲しかった。
「マンハッタナーズ」は(品物にもよるけど)
ファンシーすぎず、アートすぎず、甘すぎずで、なかなかいいと思う。

posted by みみいこ at 00:47| Comment(8) | TrackBack(0) | ちょっとお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月06日

 上海への準備など

やっと「エクスプロア中国」にてホテルを確保したはいいけど、ほんとに大丈夫かな〜?・・。
だって、予約者本人の名前はローマ字表記のみだし、同行者の名前すら聞いてこない。
あとは自宅の電話番号、メールアドレスのみ。え?それだけでいいの?って感じ。
NYのホテル予約で個人情報を記載するのに慣れているので、逆に何も要求されないと不安だ。
本当に取れているのかなーー。
・・早速その旨を上海エクスプローラーにメール。
もちろん「ホントに取れてますか?」とは書かなかったけど(笑)、←ヤナ客〜
漢字名や住所はお伝えしなくてよろしいかしらん?みたいなこと。
そんなこといちいち聞く人はいなかったして^^;;

ホテルでは英語が多少通じるらしいが、中国語なんてからっきしだし、、。
クレジット決済じゃなく、現地支払いだからこんなに簡単なのか?
一体どんな国なんだろう、中国って。

etc3泊だけなのに、こんなにガイドブックを買ってしまった・・笑。
あと気になってるのが「上海を歩こう―杉浦さやか著」
ちょっと古いけど、こういう個人が書いたガイドブックのほうが街歩きには
参考になることが多い。
まるまる2日滞在だが、電車の路線をみてもいまいち移動が面倒そう。
NYの地下鉄がいかに秀逸なことか・・。
都市の作りが違うのだから比べても仕方ないんだけど。
でもタクシーがすごく安いみたい(初乗り10元くらい?市内なら200〜300円程度?)。
最近NYではタクシーを利用する機会が減ったけど、上海ではどんなもんかな。



etcすこーーしずつ風邪は良くなっているみたいだ。
直りが遅すぎ〜(涙)
寝る前に友人おすすめの卵酒と生姜汁を作って飲んでみよう。
鼻たらしてる場合じゃないからね♪
ダシが残ってたので、今年3度目のお雑煮。(って言わなきゃなんだか分かんないね、これ)
基本は関東風だけど、くさい野菜好きなので三つ葉たっぷり。
最近念願のかつおぶしと削り器を手に入れたので、ダシをとるのが楽しい。
今年の目標は、ダシを極めるぞ。なんちゃって(笑)

posted by みみいこ at 23:54| Comment(7) | TrackBack(0) | travel *上海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月03日

 新年あけましておめでとうございます。

Pあーめでたや、お酒もうまい〜〜と言いたいところですが、
新年そうそう風邪ひいてしまいました。


暖房の入れすぎで乾燥してるなー、喉がいがいがしてきたしまずいなーと思ったら
本格的に風邪模様。。
ボネコの加湿器をひっぱり出してきたらフィルター交換してないし、、
(やってない自分が悪いんだけど)使えねーー。

こういう時は、やかんが乗せれるストーブが懐かしい。
シュンシュンと音を立てて出る蒸気、あれが一番の加湿器だよなあ。
そういえば子供の頃は石油ストーブの上でお餅を焼いてたな、と
ついでに思い出したりして・・。でもあれ焼くのにかなり時間かかるし
いっぱい乗せられないし、はじっこは焼けないし。
どう考えてもコンロのほうが早いんだよなー。そんでお餅が膨らむまでストーブの前で
じっーと見てた。
何の話だ?・・そんなこと思い出してる場合じゃないな、早く初詣に行かねばっ。
そう昨日行く予定だった初詣もまた明日に延期。
世間は明日から仕事始めなのに〜^^;。

なんともトホホなすべり出しですが、2005年は明るく楽しく♪
お付き合いさせていただいている皆さまにとっても、良い一年でありますように。
今年もよろしくお願いいたします。

posted by みみいこ at 20:41| Comment(18) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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